ギヤポンプ用部品
サイドプレート
弊社では、ホイールローダーやダンプトラックに多く搭載されているギヤポンプ用のサイドプレートを製造。
シングルタイプ、タンデムタイプ、2連、3連タイプ、異機種4連タイプなど使用目的に合わせた多彩な機種に対応。
近年、騒音対策・流量調節の可能なピストンポンプに切り替わる建設機械もありますが、コスト面、使いやすさ、耐久性でギヤポンプの需要が多いです。
また1980年代から素材メーカー様より加工依頼を頂き、公差(平行度10μ、平面度10μ、外周30μ)の厳しい要求に対し試行錯誤を続け、現在の加工工程の基礎を築きました。
1990年代からは素材調達~完成品、コスト低減を含めてお客様と連携を取りながら新機種の試作、量産を行っております。
サイドプレートの種類
ギヤポンプ用サイドプレート、モータ用サイドプレートを含め、図番別では約30種類。
材質
- 主な材質: CSM=3(耐磨耗性の優れている)
- その他: AC8A、A390
製造方法
使用条件や、コストを考慮して、熱間鍛造、ダイキャスト製に分けて対応。
生産能力
- 月産: 約20,000個
(受注15,000~23,000個のジャストインタイム納品対応) - 加工工程数: 約10工程
- リードタイム: 約1週間
検査体制
量産体制に欠かせないチェックは弊社独自の、年月日、担当者、ロット毎はもとよりSNP毎の管理を実行。3年以上の記録データ保管し、即時に製品の遡りチェックが可能。また、表面粗さ測定器の弱点で測定傷を残さない3Dマイクロスコープ測定器の導入と完成検査全般でのミスをなくすために、4秒/個で測定、判断(寸法、方向など)する画像寸法測定器を導入。